“闘会議2018”のパートナー企業や参加ゲームタイトル、ブース企画などが公開されました。
闘会議2018のパートナー企業や参加ゲームタイトルが公開! eスポーツ新団体が主催に加わり、プロライセンス発行大会も実施
今回のこのイベントで大きくアナウンスされているのが、新しいeスポーツ団体を発足するということです。
eスポーツってなんぞ?
ところでこの「eスポーツ」なんですが、「エレクトロニック・スポーツ」の略でありまして、コンピューターゲームやビデオゲームを使った対戦を、スポーツ競技として捉える際の名称と定義されています。
そもそもスポーツとは、日本では「運動・体育」と捉えられることが殆どですが、本来は「楽しむ・競技」という意味を持ち、海外ではチェスやビリヤードもスポーツとして括られているんだそう。
そうすると、もちろんいま話題の「将棋」も、スポーツということになります。
そこに「コンピューターゲーム」というジャンルもカテゴライズし、広めていこうというのが今回のこの新団体発足、大会の趣旨というワケです。
日本でスポーツとして認知されるの?
しかし皆さん。
日本で「ゲームをスポーツとする」「プロゲーマー」「ライセンス」とか聞いて、どう思われました?
おそらくネガティヴなことばかりが頭に浮かんだのではないでしょうか。
チェスやビリヤード、そして将棋などのマインドスポーツは、その歴史も古く、競技人口も多い。
そして「チェス」なら「チェス」しかなく、「将棋」も「将棋」だけなのです。
一方、コンピューターゲームはどうでしょうか。
一般人からすれば、コンピューターゲームと言えば「ファミコン」であり、その誕生は約35年前。
そして「コンピューターゲーム」といえば「コンピューターゲーム」ではなく、「マリオ」であったり「ドラクエ」だったり、「ストリートファイター」とか「鉄拳」と細分化される……それだけ、一つのタイトルに対する人口も分散されるというわけです。
認知されるには、やる人も見る(興味ある)人も多く、長い年月の中、途中で大小様々な変化があるも基本的なルールが出来上がり、そしてプレイされ続けている。
ここが大きな違いであり、難しい部分なのではないでしょうか。
小さなことからコツコツと
しかしゲームを愛する一人の人間として、「コンピューターゲーム」が認知され、盛り上がることには大いに期待したい!
既に韓国などではプロゲーマーとして生活している人も多いとか。
これは賞金の出る大会が開催されているからであり、日本ではいまのところ風営法や条例によりそういったことを行うのが事実上不可能なのです。
ただ、今回この「闘会議 2018」に向けてのeスポーツ新団体発足により、賞金制大会が開催できるとされています。
そうなれば、近年「ユーチューバーになりたい」という将来の夢がランクインしたように、「プロゲーマーになりたい」というのが出てくるかもしれません。
いきなり「JOC(日本オリンピック委員会)に加盟する道が拓ける」なんてことは言わず、まずは足元を見てコツコツと実績を重ねていって欲しいと思うのです。
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