あまりにも綺麗すぎた実写版「美女と野獣」- MovieNex

映画

わたくしが「美女と野獣」という作品を初めて”観た”のは、1991年のディズニーアニメ版でもなければ、1946年のジャン・コクトー監督の映画でもありません。

今年の2月に行われた、上の子供が幼稚園の生活発表会で披露した舞踊劇なのでした!
(いやいや、遅すぎるやろ)

それまではアニメ版の有名シーンのカットとか、あのメインテーマくらいしか記憶にはなく、ほぼほぼ真っ新な状態で鑑賞したのですが、これにいたく感動してしまったのです!
次の日には早速アニメ版「美女と野獣」を仕入れ、家族全員で何度も見まくる日々。
舞踊劇とオリジナルも妙にリンクし、この作品にのめり込んでいってしまいました。

そんな年(時)に実写版が公開されるなんて、単なる偶然? それとも幼稚園が狙ってやった? かどうかは解りませんが、これは観ないわけにはいきません。
劇場で鑑賞という選択肢もありましたが、忙しさやら、下の子供がまだ小さいということもあり、結局、観に行くことも出来ずMovieNEX「美女と野獣」の発売日となりました。

美女と野獣

購入したのは初回仕様版で、ブルーレイとDVDのセットになっております。
Joshinのwebサイトにて早期に予約購入したため、発売日の前日に到着!
子供たちが寝静まってから、いざ鑑賞。

あらすじ等はご存じの方も多いと思うので割愛。

現代の技術は素晴らしい!
何もないところに村や森、そしておどろおどろしい城を作りだし、それが違和感なくそこにある。
そのなかのベル役のエマ・ワトソンは間違いなく美しい。

しかしである。

何かが違う。
何がが物足りない。
野獣よりも重要なキャラクターであるルミエール、コグスワース、ポット夫人等のキャラはもっと弾けていたはず。

つまり人間臭さが薄いのである。

またエマ・ワトソンは“風変り”さが感じられず、ベルとしての魅力がなく残念。

きっと差別化を図りたかったのだろう。

アニメ版と比べて、ミュージカル場面も巧妙なやりとりも、どれもあまりに綺麗すぎて逆にスッキリとまとまってしまったのがこの違和感、物足りなさの原因だろう。
あの豪華絢爛&コミカルなシーンを実写でどう表現するんだろうと期待していた人も多かったのではないか。

そこは「あえて」入れて欲しかった。

全くの新しい作品なら問題なかったのだが偉大な作品が前にあるが故に、現実は想像を越えられなかった、ということだろうか。

最後にひとつ。
観る際は字幕版を強くおすすめします。